外資系企業を選ぶ時は海外転勤の有無もチェック
プラントの仕事の求人の中でも、外資系の製造メーカーなどの企業を選ぶ際には、入社後に海外転勤の可能性があるどうか確認を取ることが大切です。大手の外資系企業においては、プラントの仕事に携わる社員のキャリアアップの一環として、一定期間の海外駐在を命じているところも少なくありません。また、海外の工場でエンジニアを担当した経験がある人については、外資系企業に好条件で採用してもらえるケースも珍しくないため、積極的に給料交渉をしてみると良いでしょう。なお、プラントのエンジニアとして海外で勤務をする場合には、生産管理や工場の整備の設計などに携わるうえで、現地のスタッフと英語でコミュニケーションをとる機会が多くなります。そのため、採用前に最低限の英会話を習得しておくことが大事です。
未経験者は入社後の研修が充実している会社を探そう
理系の大学を卒業したもののプラントでの仕事の経験が無いという人は、求職中に未経験者を受け入れているところや、入社後の研修が充実しているところを就職先の候補に決めることがおすすめです。若手のプラントのエンジニアが活躍している国内外の企業の中には、ベテランや有資格者が入社後に新入社員のフォローをしたり、業務開始前に数か月間の集合研修を実施したりしているところもあります。また、全国的に事業を展開している大手企業では、研修期間中に各地の工場を回って現地のエンジニアに指導を受けながら、様々な機械設備に関する知識を身につけることが可能です。
プラントの転職は、メーカーによりますが、海外の生産工場での勤務経験や学歴、高度な国家資格や免許を必要とするところもあります。